シンプルで美しいデザインと、考え抜かれたカラーラインナップが魅力のイッタラ「ティーマ」。
しかし、いざ選ぶとなると「どの色から揃えればいいの?」「組み合わせ方が分からない」と悩んでしまいますよね。
実は、ティーマの魅力はいつでも購入できる定番カラーだけで、驚くほど豊かでおしゃれな食卓が作れる点にあります。
この記事では、色選びで失敗したくないあなたのために、定番カラーに絞って、基本的な選び方から特徴まで紹介します。
イッタラ ティーマの色選びで悩む人が知るべき、失敗しないためのポイント
魅力的な定番カラーが揃うティーマだからこそ、やみくもに選ぶと「なんだか食卓がまとまらない…」なんてことにもなりかねません。
でも、ご安心ください。簡単なポイントを知るだけで、誰でも失敗なく、センスの良い色の組み合わせが実現できます。
まずは、あなたの食卓の「土台」と「彩り」を決める、この基本的な考え方からマスターしましょう。
また、ティーマの楽しみを広げてくれる限定カラーについても少しだけご紹介します。
まずは食卓の土台となる「ベースカラー」を決める
色選びで最も重要なのが、食卓の基本となる「ベースカラー」を決めることです。
これは、洋服でいう白Tシャツやデニムのような、どんなアイテムとも合わせやすい土台となる存在。
ティーマでは、ホワイト、パールグレー、リネンといった、他の色や料理を引き立てる落ち着いた色がベースカラーにあたります。
最初にこのベースカラーでプレートやボウルなどの主要なアイテムを揃えることで、食器棚全体に統一感が生まれます。
どの色を買い足しても、このベースカラーが中心にあることで、コーディネートが不思議とまとまりやすくなるのです。
まずは、あなたの理想の食卓の雰囲気に合わせて、この中から基本の1色を選んでみましょう。
次に個性をプラスする「アクセントカラー」を選ぶ
ベースカラーで食卓の土台を整えたら、次はいよいよあなたの「好き」を取り入れる番です。
「アクセントカラー」は、食卓に彩りや遊び心を加えてくれる名脇役。まるで部屋にクッションや絵を飾るように、食卓に華やかさや個性を演出してくれます。
ティーマの定番色の中では、ハニー、ヴィンテージブルー、ヴィンテージブラウンなどがこの役割を担います。
いきなり大きなプレートで取り入れるのに勇気がいる場合は、マグカップや15cmの小さなプレートなど、面積の小さいアイテムから試してみるのがおすすめです。
ベースカラーの食器にアクセントカラーの小皿を一枚重ねるだけで、いつもの食事がぐっとおしゃれな雰囲気になりますよ。
【補足】出会いを楽しむなら「限定カラー」もチェック
ティーマの大きな楽しみの一つに、シーズンや年ごとに登場する「限定カラー(シーズナルカラー)」の存在があります。これらは、その時しか手に入らない特別な色で、コレクターがいるほど人気です。
もしお店やオンラインストアで、定番にはない心惹かれる色に出会えたら、それは一期一会のチャンスかもしれません。
定番カラーで基本を揃えつつ、こうした特別な色を少しずつコレクションに加えていくのも、ティーマを長く愛用する楽しみ方の一つです。
イッタラ ティーマの色選びで悩む人へ贈る、定番カラーガイド
色選びの基本がわかったら、次は実際にどんな定番カラーがあるのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ここでは、現在購入できるティーマの定番カラーを「ベース」と「アクセント」の役割に分け、その魅力を解説します。
【ベースカラー編】まず揃えたい万能な3色(ホワイト/パールグレー/リネン)
どんな色とも合わせやすく、料理を最大限に美しく見せてくれるベースカラー。毎日使っても飽きがこない、まさに「ティーマの顔」と言える3色です。
- ホワイト:迷ったらまず選びたい、王道中の王道カラー。清潔感あふれる純白は、和洋中どんな料理も引き立て、食材の色を鮮やかに見せてくれます。カラフルなサラダから、こってりとした煮込み料理まで、盛り付ける料理を選びません。他のどんな色のティーマとも相性が良く、まさに万能です。
- パールグレー:ホワイトよりも少し落ち着いた、上品で知的な印象のライトグレー。モダンでスタイリッシュな雰囲気を持ちつつ、和食器との相性も抜群です。食材の緑や赤を美しく際立たせる効果があり、食卓を洗練された印象にまとめてくれます。
- リネン:温かみのある、柔らかなベージュ系のカラー。ナチュラルで優しい雰囲気は、北欧のインテリアによく馴染みます。パンや焼き菓子、木の器との相性が特に良く、食卓にほっとするような心地よさをもたらしてくれます。他の色と優しく調和する協調性の高い色です。
【アクセントカラー編】食卓を明るくする華やかな定番色(ハニー/ヴィンテージブルー)
いつもの食卓に、明るさや楽しさをプラスしたい時にぴったりの2色。見ているだけで元気が出るような、ポジティブな魅力を持っています。
- ハニー:蜜のような、明るいイエロー。食卓の雰囲気を一気に明るく、華やかにしてくれます。特に朝食のシーンでは、パンケーキやフルーツを乗せるだけで元気な一日の始まりを演出できます。ホワイトやパールグレーとの相性が良く、差し色として使うと効果的です。
- ヴィンテージブルー:少しだけくすみがかった、深みのある落ち着いたブルー。どこか懐かしさを感じるレトロな色合いが魅力です。リネンやホワイトと組み合わせると、北欧らしい爽やかで心地よい空間が生まれます。意外にもカレーやパスタなど、日常的な料理ともよく合います。
- ヴィンテージブラウン:深みのあるこっくりとした茶色は、秋冬の食卓や温かい飲み物にぴったり。スープやシチュー、コーヒーやカフェオレの色をより一層美味しそうに見せてくれます。ホワイトのプレートに重ねて使ったり、木のトレーと合わせたりすると、ぐっと本格的なカフェ風のコーディネートが完成します。食卓全体を大人っぽく引き締めたい時におすすめです。
まとめ:悩む時間はもう終わり。あなただけのティーマ
イッタラ ティーマの色選びで悩むあなたへ、定番カラーに絞った失敗しないための選び方をご紹介しました。
魅力的なカラーを前に、どれを選ぶべきか迷ってしまうのは当然です。しかし、大切なのはとてもシンプルな2つのポイントでした。
- まず、万能な「ベースカラー」で食卓の土台を作る。
- 次に、心惹かれる「アクセントカラー」で自分らしさを加える。
この順番で選んでいけば、食卓にまとまりが生まれ、「こんなはずじゃなかった…」という後悔を防ぐことができます。
難しく考えすぎず、まずはあなたの暮らしに寄り添ってくれそうなベースの1枚から手に取ってみてください。